osa5635’s diary

動物と動物園のお話

GW明けニホンザルたちに逢いに行く

 今年のGWはコロナ禍で各動物園が臨時休園を続けており、撮影できない日々を送ることとなりました。そんな中、京都の嵐山モンキーパークいわたやまがGW 明けに再開したということで足を運んでみました。

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 平日ということもあって人出はいまひとつでしたが、ニホンザルたちは元気な姿を見せてくれました。

 嵐山周辺では3つのニホンザルによるグループが生息していて(スタッフさんに話だと「もう少し存在している可能性もある」とのこと)その中の1グループだけがモンキーパークに山から降りてきているそうです。

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 GW 中に2頭のメスザルが赤ちゃんを出産しました。スタッフさんによると、「毎年春先に赤ちゃんが誕生しますが、今年は少し遅かったですね」ということでした。

 お母さんの身体にしっかりとしがみついている赤ちゃんの小さな手が愛らしいです。同時に、お母さんが激しく動いても絶対に離さない力強さに驚きます。何しろ生まれてまだ1、2週間なのです。

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 嵐山モンキーパークいわたやまを訪れたのは数年ぶりになるのですが、ふと感じたことがあります。おサルさんたちが全般的におとなしくなったのじゃないかな。以前は面倒をみてくれるスタッフさん以外の人間、つまりお客様を信用していなかったような気がします。敵対心は持っていなくても心は許していない、だから不審な動きを見せるお客様を威嚇することもあったような記憶があります。もしかするとこの日は、心ない方がいなかったのかもしれません。そうだとしたなら、いつもこうであってほしいものですね。 

「ここのサルたちは平和的ですよ。ボスザルも年功序列で決められています」

 これもスタッフさんのお話でした。

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「また来よう」モンキーパークから降りるとき、そう呟いていました。あ、これって毎回同じだ。

 


子育ては始まったばかり 嵐山モンキーパークいわたやまのニホンザル