osa5635’s diary

動物と動物園のお話

世界キリンの日


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 一年で昼がもっとも長い日の夏至が6月21日前後にあります(今年2019年は6月22日でした)。それに因んで、世界で一番首の長い生物であるキリンについて考えてもらおうと6月21日が世界キリンの日となっています。キリン保全財団により制定されました。そこでキリンが暮らしている各動物園では「世界キリンの日」イベントが毎年行われています。

 大阪市天王寺動物園でもサバンナゾーンのビューポイントで開かれました。開始予定の30分前からお客様が集まります。ガイドを務める飼育員さんが準備を始めると、その姿を見たアミメキリンはもちろんグラントシマウマ、エランドたちが、そしてホロホロチョウたちまで集まってきました。その姿は出番を待つ出演者のようで可愛かったです。


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 実際は動物たちを使っての催しはなく、飼育員さんによるレクチャーが主でしたが、すぐ目前にキリンたちが見れてお客様たちは大喜びでした。レクチャーは、天王寺動物園アミメキリン▪幸弥(7歳♂)さんとハルカス(6歳♀)さんの紹介、懐かしい先代キリン夫婦であるケニヤ(2012年永眠、享年22歳♂)さんとハルミ(2012年永眠、享年27歳♀)さんのお話、キリンの保全活動などのガイドとなりました。


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 最後は飼育員さんがサバンナゾーンの中央に移動してのキリンたちの食事風景となりました。


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 このあとも屋内展示場で別の飼育員さんによる質疑応答も行われました。


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 この日をきっかけにキリンファンが増えるかもしれませんね。私の知人に熱狂的なキリンファンの女子がいます。彼女は全国のキリンが暮らす動物園を回り、日本のキリンすべてを撮影しています。また、海外から新しくやってきたキリンや産まれた赤ちゃんも撮っていますので、彼女の趣味に終わりはないようですね。


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